ここでは春峰会会員作品を紹介しています。
今回は2009年秋に行われた鎌倉市民展に出品した18点の作品です。
1枚が20cm程の銘々皿です。
すべて違う花の形にカットして1輪ずつ彫ってあります。
黒く見えますが、緑干口に塗ってあります。
1枚ずつが大振りで精密に彫ってある為迫力がありますね。
楕円おしぼり置です。
バラや烏瓜、ぶどうなど5枚違う模様が彫られています。
しずみで彫ってあるので彫ったところと彫ってないところとの対比が綺麗に出ていますね。
上と同じ木地の楕円おしぼり置ですが、一面に菊の花と葉が彫り込まれています。
菊の花びらの部分は回りもカットしてあり、上の作品とはまた違った雰囲気が出ていますね。
サラダボールです。
50cm程もある大きなサラダボールの周りにバナナの葉が彫り込まれています。
丸く深さのある木地にはとても彫りにくい木口という面がありそれを彫る苦労はとても大変でしたね。
お盆です。
少し小ぶりな21cm程のお盆ですが、 上面全部を1輪の芙蓉の花が覆って迫力がありますね。
文庫です。
蓋と身を牡丹の花と葉がしっかりと彫られています。
図柄は古典柄で、大振りな文庫に大輪の牡丹が映えていますね。
飾り皿です。
大きさは24cm程ですが、全面にすべて違う落ち葉で覆われています。
重なり合った葉を自然に見せるのは大変でしたね。
鉢です。
サイズは24cm程です。側面すべてに細かい銀杏の唐草が彫りこまれています。
これもまた彫りにくい木口を感じさせないステキな作品になっていますね。
みなさんの力作ぞろいの作品が並ぶ展示会は、とても見ごたえがあります。
ぜひ興味をもたれた方は展示会にもいらしてください。