ここでは展覧会へ出品した作品などを紹介しています。
昨年の2012年11月に鎌倉芸術館にて開催された春峰会展の作品です。
100点近い作品の中よりまずは10作品です。
UP遅くなってしまってすいません><
今回も会員合同作品はパネルでした
会員有志の協力により大きなパネルが完成しました。
葉っぱの標本をイメージしていましたが、完成形は楽しい作品になりました。
大・中・小の板に50種類の葉を彫り込んでいます。
彫り方も葉っぱの図案を彫る人、葉っぱ意外の部分を彫る人、葉っぱの中にお花を彫る人などなど色々です。
塗りも↓のように干口塗り・摺り仕上げと自由に選び、同じ干口塗りでも地透きをするかしないかにより、
作品の風合いも異なっています。
自由に選んだのに非常にいいバランスに仕上がりびっくりです@@
↑のパネルを横から写真で撮ってみました。
今回のパネルは展示する時に少し立体間があると面白そうだなぁ~
という考えだけで見切り発車したもののどうやって立体感を出すのだ????
などなど試行錯誤の結果、色々な方にお世話になりながらどうにかこの形に到着。
近くで見ると各パネルが凸凹と浮いているみたいでちょっと面白い感じになりました。
皆が自由に製作して一つの作品にまとまるというのが最大のコンセプトだったので、
いい感じに仕上がったかな?
牡丹の文庫です。
これは祖父の初代春峰が生前に絵付けをし途中まで彫りかけていたものでした。
とっても時間がかかってしまいましたが、(10年以上@@)とうとう完成です。
非常に思い出深い作品です。
古典的な牡丹がビッシリと彫られています。
4種類の小さな板を一つの作品にした壁掛けです。
丸く小ぶりな板に四季の花が彫り込まれています。
彫った時には各1枚づつ別々に彫られたようで、大きさや塗りもまちまちです。
また最初の1枚からはだいぶ年数もたっているのですが、黒い板に4つを並べてみると一つの作品
になりました。 こうして見ると年代の違いで出る色の違いも面白いですね。
2枚組みの壁掛けです
久留美会の奴田先生の山葡萄の壁掛けをやってみたいと先生に承諾して頂いたそうです。
その1枚が始まりで2枚目には野に咲くスイトピーを彫りたいとの思いから出来上がった作品です。
長さが1m近い板2枚、作者の年齢を聞いたらびっくりしてしまう作品です。
こうでありたいなぁ~
2段の引き出しに竹が彫ってあります
引き出し前面に竹を彫り始められましたが、後に上部にも竹をと図を追加して彫られました。
木地の前面には厚みがあるのですが、上部は薄く竹の丸みを出すのに苦労されていました。
彫る以前より塗りもイメージされていたようで、仕上がりはイメージ通りだったでしょうか?
柿の飾り皿です
大き目のお皿一面に柿が彫られています。
柿の塗りもとても合っていて美味しそうですね。
彫りも柿のへたまでしっかり彫られています。
お盆と茶托のセットです
お盆には波と千鳥が彫られています。
波もしっかりとしぶきまで彫られ波頭は金が蒔いてあります。
茶托には色々な水の流れが彫ってあります。
黒に金は映えますね。