鎌倉彫は彫りと着くように木に彫刻し漆塗りしたものです。
ですから作品を作る上で大切な要素となっています。
彫りに使う道具は彫刻刀です。
彫刻刀は小刀・平刀・丸刀・三角刀などがあります。
工程
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木地に図案を付け小刀でたち込み(図案の線をなぞるように小刀を入れていきます。
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図案の模様を浮き上げるように平刀で木地の地面を彫っていきます。
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図案に立体感やメリハリなど大きな動きを出す為に丸刀などで大まかな変化をつけます。
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細かな部分を彫り上げ、最後の仕上げに地面に刀痕(刀のあと)をつけて彫りは完成です。
現在では地面を彫らず模様だけを彫ることや、刀痕を彫らないなど色々なやり方があります。